2014年11月12日
子育て支援フューチャーセッション、開催しました その2

さてさて、子育て支援フューチャーセッションの内容です。
テーマは「皆さんの考える子ども支援ってどんなもの?」
~国や法でなく、民間・生活レベルでできることってある?~
参加者さんは、
英会話学校をされている方、
マッサージなどをするセラピストさん、
行政の方、
中学教師、
専業主婦、
おやこ劇場運営している方、
学童保育の指導員、
そして小学5年生の女の子
放課後の障害者支援をしている社会福祉士、
などなど。
皆さんそれぞれに子育てしているママやイクメンでもあったり、
妊娠中だったり、
未婚だったり、
中にはもうお孫さんもいる方もいて、
そして、なんらかのかたちで子育て支援に関わりを持たれている方々でした。

こども・子育て支援法って、要は働くお母さんのためのものでこどもを預けることに対してのサポートであって、「子ども支援」とか「子育て支援」っていうのはそういうことだけじゃないような気がする・・・、皆さんはどんな支援があると思いますか?ってとこから始まりました。

話しには、
・パパ向けの情報が欲しい、
・自分たちの子供の頃は勝手に遊びに行って好きなコトして遊んできたけど、今は子どもの遊びの約
束にも親が介入すること、
子どもが遊べる場所が少なくなったこと、
・子育て支援のイベントなどをやっても、参加者はいつもお客さん感覚で自主的に活動に参加するこ
とが少ない、
・親の都合で子供が動かされる、こどもの時間に合わせてあげる必要性、
など、いろんな話が出ました。
自分たちが子どもの頃に比べると、親が子どもの個人的なことに関わることが多くなったように感じました。
ちょっと論点がずれたかな?と思っていたそんなとき、
黙って聞いていた参加者さんの一人が、
「じゃあ、皆さんはどんな子ども、どんな人になって欲しいと考えていますか?」
と、質問を投げかけました。
しばらく考えて、
「独創性を大切にしてほしい」
「みんな同じじゃなくてもいいと思う」
「その子らしい笑顔でいてほしい」
という意見が出ました。
そしてそれを、5年生の女の子に「みんなと一緒はいや?」と聞くと、
「みんなと一緒がいい、一人だけちがうのはイヤ」
という答えが返ってきたのです。
大人たちは少し困ってしまいました。
そして彼女は続けます。
「子どもには一人一人個性があると思うんです。」
その子がありのままでいられることが大切で大人がどんな子どもになって欲しいかっていうのは違う
ということでした。
参加していたメンバーがみんな心を動かされた瞬間でした。
流れはそこから変わりました。
「大人が子どもにどうなって欲しいかではなく、その子のありのままを支えること」
それが何よりの支援なのだと思いました。
そのためには子どもを信頼することで、大人は子どもに対する思い込みをはずす必要があるということにも気づきました。

大変感動的なセッションでした。
対話の中からたくさんの気づきがうまれました。
セッション後も参加者同士で繋がりができ、第二回をやりたい、こども達にもフューチャーセッションする場を作りたい、もっと議題を絞ってやりたいなど、いろんなアイデアが出たりもしました。
最後の感想では、

・まずは自分の家族から始めたい
・今日の感動を活かしたい
・大人の都合で考えていた、子どもの本音には感動することに気づいた
・子供の声を聞いていなかった、これからは聞いてあげたい
・子育てする上での恐怖(事件等)があり、子どもを信頼するって思うより難しい。自分も親としていろいろ経験したい
・(フューチャーセッションに対して)興味深くなりました。強さがあっても温かな討論ができるんだと思った
・子供はここまで考えているんだ!子供たちにもこういう場を作りたい
気づいた人から変わればいいですよね!!
こういった対話の場、もっともっとあちこちにできるといいなぁと思いました。

ご参加いただいた皆さん、せんたく日和の拙いファシリテートでは申し訳ないほどの素晴らしい皆さんで、おかげさまで本当に感動的なセッションをなりました。
私自身も次のステップへの大きな第一歩となった夜でした。
ちなみにこの日はミラクルムーン。171年に一度の「後の十三夜」。
まさにミラクルが起こった!!
テーマは「皆さんの考える子ども支援ってどんなもの?」
~国や法でなく、民間・生活レベルでできることってある?~
参加者さんは、
英会話学校をされている方、
マッサージなどをするセラピストさん、
行政の方、
中学教師、
専業主婦、
おやこ劇場運営している方、
学童保育の指導員、
そして小学5年生の女の子
放課後の障害者支援をしている社会福祉士、
などなど。
皆さんそれぞれに子育てしているママやイクメンでもあったり、
妊娠中だったり、
未婚だったり、
中にはもうお孫さんもいる方もいて、
そして、なんらかのかたちで子育て支援に関わりを持たれている方々でした。
こども・子育て支援法って、要は働くお母さんのためのものでこどもを預けることに対してのサポートであって、「子ども支援」とか「子育て支援」っていうのはそういうことだけじゃないような気がする・・・、皆さんはどんな支援があると思いますか?ってとこから始まりました。
話しには、
・パパ向けの情報が欲しい、
・自分たちの子供の頃は勝手に遊びに行って好きなコトして遊んできたけど、今は子どもの遊びの約
束にも親が介入すること、
子どもが遊べる場所が少なくなったこと、
・子育て支援のイベントなどをやっても、参加者はいつもお客さん感覚で自主的に活動に参加するこ
とが少ない、
・親の都合で子供が動かされる、こどもの時間に合わせてあげる必要性、
など、いろんな話が出ました。
自分たちが子どもの頃に比べると、親が子どもの個人的なことに関わることが多くなったように感じました。
ちょっと論点がずれたかな?と思っていたそんなとき、
黙って聞いていた参加者さんの一人が、
「じゃあ、皆さんはどんな子ども、どんな人になって欲しいと考えていますか?」
と、質問を投げかけました。
しばらく考えて、
「独創性を大切にしてほしい」
「みんな同じじゃなくてもいいと思う」
「その子らしい笑顔でいてほしい」
という意見が出ました。
そしてそれを、5年生の女の子に「みんなと一緒はいや?」と聞くと、
「みんなと一緒がいい、一人だけちがうのはイヤ」
という答えが返ってきたのです。
大人たちは少し困ってしまいました。
そして彼女は続けます。
「子どもには一人一人個性があると思うんです。」
その子がありのままでいられることが大切で大人がどんな子どもになって欲しいかっていうのは違う
ということでした。
参加していたメンバーがみんな心を動かされた瞬間でした。
流れはそこから変わりました。
「大人が子どもにどうなって欲しいかではなく、その子のありのままを支えること」
それが何よりの支援なのだと思いました。
そのためには子どもを信頼することで、大人は子どもに対する思い込みをはずす必要があるということにも気づきました。

大変感動的なセッションでした。
対話の中からたくさんの気づきがうまれました。
セッション後も参加者同士で繋がりができ、第二回をやりたい、こども達にもフューチャーセッションする場を作りたい、もっと議題を絞ってやりたいなど、いろんなアイデアが出たりもしました。
最後の感想では、
・まずは自分の家族から始めたい
・今日の感動を活かしたい
・大人の都合で考えていた、子どもの本音には感動することに気づいた
・子供の声を聞いていなかった、これからは聞いてあげたい
・子育てする上での恐怖(事件等)があり、子どもを信頼するって思うより難しい。自分も親としていろいろ経験したい
・(フューチャーセッションに対して)興味深くなりました。強さがあっても温かな討論ができるんだと思った
・子供はここまで考えているんだ!子供たちにもこういう場を作りたい
気づいた人から変わればいいですよね!!
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まさにミラクルが起こった!!
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